応用情報技術者試験_その2

毎日投稿チャレンジ3日目。

 

前回の(昨日の)記事がこちら。その続き。

rojiji.hatenablog.com

 

本日は応用情報技術者試験(AP)の午後問題について。

 

午前問題は1問1答形式かつ4択式なので隙間時間に少しずつでも進められるが、

午後問題は少し毛色が異なる。

 

まず出題範囲。「情報セキュリティ」は必須科目だが、それ以外の科目は自分の得意分野から4つ選ぶことができる。

10問中4問選択すればいいのだから、実務で経験があったり他で勉強したことがあるものを選べばよい。

※画像は「過去問道場」さんからお借りしました。

 

私の場合、経験もあり得意分野なのは間違いなく「システムアーキテクチャ」「データベース」「プログラミング」「プロジェクトマネジメント」だ。

次いで「情報戦略」「情報システム開発」といったところか。

 

つまり、「セキュリティ」必須以外は、ちょっと幅広になるがこの6問だけに範囲を絞って対策をしておき、試験当日は問題用紙をパラパラめくって解きやすそうなものにアタックすればよい。

 

・・・と普通なら思う。

 

午後問題が異質なところは、「プログラミング」「データベース」が難しいのだ。

この2つだけはPGの科目で、他はSEやコンサル・経営の科目になるのだが、なぜかPGの科目が難しい。

ちなみにIT人材を雇う時、PG単価と上級SE単価は1.5倍からときには5倍ほどまで違う。

50万/月でごりごり残業してとんでもない量のプログラムステップ数を刻んでいるPGがいる中で、250万の単価でふんぞりかえっているSEがいる世界。(後者はたまに鶴の一声を発してくれるのと責任範囲が違うって分かりきってる話は置いといて)

いや、じっくり時間をかければPG科目も問題なく解ける。制限時間内に解答もできる。

ただし、他と比べて難易度がおかしい。試験当日、焦りの気持ちが出てしまい万が一コードのトレースミスやSQLの解釈誤り等をしたら、そっから先は全問間違える可能性もある。私がそう思う。

 

でも実際は「プログラミング」「データベース」は受験者の中でも正答率が高い。

あんなに難しいのに。

 

つまりこういうことなのである。

「プログラミング」「データベース」は、そこそこの難易度なのでマニア・オタクにウケがよく、みな揃って満点に近い点数を弾き出す。むしろ、みな自分で試行錯誤してコーディングしてテストする機会は多いだろうが(もちろん自宅で趣味として)、赤の他人が書いた筋書きのあるストーリーをなぞる機会なぞ公私のどちらでもそうないので、粗を探してやるくらいの勢いで問題をニヤニヤ眺めているはず。

なので点数が高く出てしまいがちになり、主催のIPA側としては他科目との平仄をとるために難易度を上げるという形で下駄を逆向きに履かせているに違いないのだ。

 

その他の科目は、ぶっちゃけ学生時代に現代文の点数がよかった人なら、IT業界に携わってなかったとしても2割は正答を導ける。

IT業界にいる人なら3-4割は解ける。

IT業界に従事していて、しっかり午前問題が解ける知識を持っていて、午後問題の過去問で傾向と対策がつかめている(なんて大袈裟にしなくても、出題傾向の雰囲気が掴めている)人なら8-9割方正解できる。

 

「まず科目選択」からはじまった段落だし、全体構成として2割くらいしか書きたいことが書けていないが、ちょっと熱くなりすぎてしまったので本日はここまで。

科目選択さえ決めておけば、午後の過去問はあまり量にあたらなくても、午前問題だけやっておけば午後含めて対策完了。

こうしてまた午前問題の沼にはまってよい理由を作り上げたので、また午前問題やっていきます( ◠‿◠ )