応用情報技術者試験_その7
毎日投稿チャレンジ8日目。
応用情報技術者試験の勉強方法について。
主に根性論。
私は学生時代、そこそこ勉強ができた。
効率は悪いがテストの点数は取れた。
今現在、特に仕事はできない。
さて応用情報技術者試験だが、出題範囲は広めだ。
テクノロジー系、ストラテジー系とあとはマネジメント系が出題される。
例えば簿記やマーケティング、経営やコンサルの知識もちょぴっとではあるが要求される。
IT分野でも、離散数学から、アプリ、インフラ、ハードウェア、ネットワーク、組み込みとちょっと幅広い。
当然参考書も重ためになる。
ただしITパスポートと基本情報技術者試験から勉強を着実に積み重ねた者には楽な試験である。
(これを言うと顰蹙を買うが)3択が4択になったり、記述式問題が出るようになったりするだけで、それぞれのレベル間の差異はあまりない。出題範囲も同じ。
(顰蹙を買います。IPAの後悔している出題のスコープのシラバスを参照すべきです)
で、勉強方法だが、いかに挫折しないかを突き詰めるべきである。
そして挫折の対義語は完璧主義だ。
最も典型的な失敗例は、参考書の24章を、ひとつひとつ完璧に仕上げていくような勉強法。
1日1章仕上げていけば、1ヶ月以内にインプットとしてはマスタークラスになっているだろう。
ただし人間、24章目に突入する頃には1-15章のことはとうに忘れている。
それに気づいた時、焦りしか生まれない。「これ以上どうやって積み上げればいいんだ…?」と。
なので、序盤のオススメの勉強法(というかみんなやってるのかも)は、早いスパンで参考書を3周する、だ。
1周目など斜め読みでいい。知識定着率は10%でいい。
2周目はちょっとじっくり読む。でも覚えなくていい。「あーこの単 用語聞いたことあるかも?」が少し増えればいい。知識定着率は20%でいい。
3周目も2周目と同じスピードで。定着率は25%もあれば十分。「用語を問われても、意味を答えられないしよく分からん」でも、「この章に書いてあった気がする」まで辿り着ければok。
この3周の間に、問題は解かなくていい。ひたすらインプットというか表面をなぞる。
ここまで社会人なら2週間くらいで終わらせれば御の字。
あとはひたすら過去問。分からなければ解説を読んで周辺知識を獲得していく。
2週間くらいは苦痛だと思う。全然解けないからだ。でも参考書と睨めっこするより遥かに右肩上がりの記憶曲線を描いている。それに気づかないのは自分のレベルが上がっていることの逆説的証明。
あとは同じ過去問を繰り返す。一度正解したものも何度も何度も繰り返す。
このフェーズになると参考書は辞書程度に使う。頭から舐め直すなんてことはもう不要。
こうやって参考書を眺め始めてから5週間で、午前問題は7.5割解ける身体になっているはず、、、。
あともう一つ継続の極意を。
どんなに疲れていても、忙しくても、この5週間で「勉強しない日を作らない」こと。
1ページでもいいから参考書を読むとか、1問でもいいから問題を解く。
完璧人間であればあるほど、無意な1日を過ごすと、そのあとに無為な時間を振り返るのが嫌になり、直視することで見える自分の怠惰さに嫌気がさし、2日目もやらなくなるから。
2-4週間後にヤル気が再び湧き上がるかもしれないが、時間がもったいないというか試験リミット的に時すでに遅しになっている可能性もある。
偉そうに言いましたが今日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。