応用情報技術者試験_その13
試験前日。
過去問12回分の中から2回分をランダム出題。
正直3週目なので解けて当たり前なのだが、スピード重視で計60分(本番の5倍のスピード)で回答したのがこの通り。
ポカミスも2-3個あったが、やはりどうしても90%。
ここが最高到達点。
明日はよくできても80-85%くらいだろうか。
応用情報技術者試験_その12
いつか読み返した時に前日譚となるブログ。
この2ヶ月間勉強してきた応用情報技術者試験、ついに明日2023/10/08(日)が試験日だ。
相変わらず過去問ばかりやっていて、それが王道かつ正道であることに変わりはないが、一応、久しぶりに参考書を頭から舐めて単語集のチートシートを作ってみた。
単語を見て、内容を軽く誦んじられればok。
敢えてどのカテゴリに属する単語かは書いてないし、過去問に全然登場しないものも多いし、私の認識として怪しい部分だけ箇条書きにしているので万人に使えるものではないが、記念に公開しておく。
基数変換
1の補数、2の補数
左論理シフト、右論理シフト、左算術シフト、右算術シフト
丸め誤差、打ち切り誤差、けた落ち、情報落ち
カルノー図法
ハミルトン閉路、オイラー閉路
ハフマン符号化
ラングレス符号化
BNF記法
ASCII、EBCDIC、S-JIS、EUC、UNICODE、UTF-8
PCM→標本化、量子化、符号化
フリップフロップ回路
半加算器、全加算器
センサ、アクチュエータ
シーケンス制御、フィードバック制御
プログラムカウンタ、命令レジスタ、インデックスレジスタ、ベースレジスタ、アキュムレータ、汎用レジスタ
命令フェッチ→命令の解読→オペランド呼び出し→命令実行
即値アドレス指定方式、直接アドレス指定方式、間接アドレス指定方式、
インデックスアドレス指定方式、ベースアドレス指定方式、相対アドレス指定方式
クロック周波数、CPI、MIPS
スーパーパイプライン、スーパースカラ
マルチプロセッサ、対照型マルチプロセッサ、非対称型マルチプロセッサ
フリンの法則、SISD、SIMD、MISD、MIMD
マスクROM、PROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ
局所参照性、時間的局所性、空間的局所性、逐次的局所性
コヒーレンシ
ダイレクトマッピング方式、フルアソシアティブ方式、セットアソシアティブ方式
メモリインタリーブ
データへのアクセス時間=シーク時間+サーチ時間+データ転送時間
RAID0:ストライピング、RAID1:ミラーリング、RAID5、6:パリティ
直接制御方式、DMA制御方式、チャネル制御方式
CRT、液晶、有機EL、プラズマ
ドットインパクトプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザプリンタ
マスタスケジューラ、ジョブスケジューラ
リーダ、イニシエータ、ターミネータ、ライタ
ジョブステップ
スプーリング
実行状態(RUN)、実行可能状態(READY)、待機状態(WAIT)
タスクスケジューリング
到着順方式、ノンプリエンプティブ方式⇔プリエンプティブ方式
優先度順方式、動的優先度順方式、ラウンドロビン方式、多重待ち行列方式
処理時間方式、イベントドリブン方式→イベントドリブンエンプティブ方式
セマフォ、P操作、V操作
固定区画方式→単一区画方式、多重区画方式
可変区画方式→フラグメンテーション、メモリコンパクション、ガーベージコレクション
オーバーレイ方式、スワッピング方式
再配置可能(リロケータブル)、再使用可能(リユーザブル)
再入可能(リエントラント)、再帰可能(リカーシブ)
MMU:メモリ変換ユニット、DAT:動的アドレス変換装置
ページング方式、ページテーブル、スラッシング
リダイレクション、パイプ
言語プロセッサ→プリコンパイラ、クロスコンパイラ、エミュレータ、ジェネレータ
コンパイラ:字句解析→構文解析→意味解析→最適化→コード生成
関数のインライン展開、ループ内不変式の移動、ループのアンローリング、レジスタへの変数割付、定数の畳込み
値渡し、参照渡し
幅優先順、先行順(行きがけ順)、中間順(通りがけ順)、後行順(帰りがけ順)
線形探索法、2分探索法、ハッシュ法→シノニム、オープンアドレス法、チェイン法
オーダ記法
概念設計、論理設計、物理設計
第1正規形→第2正規形→第3正規形
ACID特性
分散データベースと2相コミット
回線交換方式、パケット交換方式
専用線、フレームリレー方式、ATM交換方式(セルリレー方式)、広域イーサネット
アプリケーション層、プレゼンテーション層、セッション層、トランスポート層
ゲートウェイ、ルータ、ブリッジ、リピータ、ハブ(リピータハブ、スイッチングハブ)、NRI、LANケーブル
水平パリティ、垂直パリティ、水平垂直パリティ、CRC(巡回冗長検査)、ハミング符号
ネットワーク部、ホスト部
ブロードキャスト、ユニキャスト、マルチキャスト
NAT、NAPT(IPマスカレード)
ICMP、SNMP
辞書攻撃、ブルートフォース攻撃、スニッフィング、ゼロデイ攻撃、XSS、フィッシング、DNSキャッシュポイズニング、ディレクトリトラバーサル攻撃
ビヘイビア法(動的ヒューリスティック法)
ファイアウォール:パケットフィルタリング、アプリケーションゲートウェイ=プロキシサーバ、WAF
ディジタル署名、ハッシュ化、メッセージダイジェスト
プログラムステップ法、ファンクションポイント法
ウォーターフォールモデル、プロトタイピングモデル、スパイラルモデル
ウォークスルー、インスペクション、ラウンドロビン
CASEツール
プロセス成熟度モデル(CMMI)
アジャイル:RAD、タイムボックス
XP:テスト駆動開発、ペアプログラミング、リファクタリング、ソースコードの共同所有、継続的インテグレーション、YAGNI
リバースエンジニアリング、フォワードエンジニアリング、マッシュアップ
ユーザビリティテスト、インタビュー法、ヒューリスティック評価法
ジャクソン法、ワーニエ法
モジュール強度:機能的強度>情報的強度>連絡的強度>手順的強度>時間的強度>論理的強度>暗号的強度
モジュール結合度:データ結合>スタンプ結合>制御結合>外部結合>共通結合>内部結合
クラス図、ユースケース図、アクティビティ図、シーケンス図
命令網羅、分岐網羅、条件網羅、複数条件網羅
トレーサ、インスペクタ、アサーションチェッカ、テストカバレッジ分析ツール
バグ管理図、信頼度成長曲線
グリッドコンピューティング
スループット、レスポンスタイム、ターンアラウンドタイム
デュアルシステム、デュプレックスシステム→ホットスタンバイ、コールドスタンバイ
EVM:PV、EV、AC
クラッシング、ファストトラッキング
監査計画の立案→予備調査(監査手続書)→本調査(監査調書)→評価結論(監査報告書)
保証意見、助言意見
ブレーンストーミング、バズセッション
層別、パレート図、散布図、ヒストグラム、管理図、特性要因図、チェックシート
職能別組織、事業部別組織、プロジェクト組織、マトリックス組織
EDI:情報伝達規約、情報表現規約、業務運用規約、取引基本規約
応用情報技術者試験_その10
毎日投稿チャレンジ11日目。
本日は、応用情報技術者試験が今日まさに仕事で役立った話。
一昨日から新しい案件にジョインして、特定の領域の窓口として機能するはずが、レスポンスの速さ、プラスアルファの提案や相談、周辺領域やマネージャーの立場までカバーする働きぶりで信頼を得て、いい意味で忙しくさせてもらっている。
どれもこれも応用情報技術者試験のおかげだ。
昨日ブログに書いたAPIの話も今日問い合わせが来て、「404エラー(リクエスト先不明)なら、システム構成とネットワークセグメント的にここまではリクエストが通っていていることが状況証拠的に分かるから、リクエストツールの環境不正か、リクエスト先のFWもしくはGWが原因の可能性があるのでこの方法で切り分けをしてほしい」と、
はったりをかました。
実はまだ何の構成も分かっていないし、ログにアクセスできる権限のアカウントも払い出されていないし、一部はクローズドな客先環境だったりするので何もわからないに等しいが、はったりだけはかました。
良く言えば、当たらずとも遠からずな回答をして煙に巻いた。
私が不勉強の一介のアプリエンジニアだったらできなかったと思う。
応用情報技術者試験_その9
毎日投稿チャレンジ10日目。
本日も応用情報技術者試験の話。
と言いつつ3回目の「用語」回なので、
ネタ切れ感と
試験の話から明後日の方向に飛んでいる、隔世の感(誤用)がある。
インターネットに公開されているWEBページ(アプリ)から情報を拾ってくる方法がいくつかある。
代表的なのは以下3つだ。
・RSS
・API
それぞれ見ていこうと思う。
・RSS
これはWEBページの新着があったときにお知らせしてくれる、お知らせメールのようなもの。
ただしお知らせメールとは違い、WEBページ側に自分のメールアドレスを渡す必要がなく安心。
自前のRSSリーダに、RSSとして公開されているURLを登録すると、新着を通知してくれるというものだ。
ブックマークしたWEBページを巡回して自分から情報を拾いに行く手間が省ける。
RSSリーダはoutlookなどのメーラに標準機能として搭載されているので、設定も簡単だしすぐに使い始めることができる。
RSS提供者はニュースサイトをはじめ多岐にわたり、非常に強力で有用な仕組みである。
ただしRSSを提供していないWEBページの方が圧倒的に多い。
また得られる情報は定型的である。
・API
これもWEBページ側が提供してくれる仕組みである。
規定の形式でWEBページにリクエストを投げると、決まった形式のレスポンスが返ってくるというもの。
形式だけはリクエストもレスポンスも定型的だが、内容は奥深い。
これは、リクエスト中に検索条件を指定することができる。住所や店名の一部検索などが可能。
そしてレスポンスだが、複数件ヒットしたときはお店情報をリスト化して、0件の時は0件と返してくれる。
なおかつレスポンスは加工しやすい形式になっているので、表にしようがグラフにしようが利用者の思いのままにできる。
APIの欠点として、WEBページ側の公開者がかなり限られ、従量課金制を採用しているところも多い(月に何万回のリクエストまでは無料とか)のと、利用者側にプログラミングスキルが要求されるところが挙げられる。
例に出した食べログAPIだが、数年前に公開が終了している。メリット以上にデメリットが目立つようになったのだろう。
それでも、APIエコノミーと呼ばれる、API提供側も利用側も恩恵が受けられる一大経済圏はネットでは多数観測できる。
これはWEBページ側が全く預かり知らないところで行われる、非公式な情報奪取である。
RSSもAPIも公開されていない、または公開されていても相応しい情報が得られない時に、
利用側が勝手に情報を抜き取っていく手法だ。
当然利用側にプログラミングスキルは必要なのだが、やっていることとしたら別に高度ではない泥臭いことだ。
私たちが普段やっているようにWEBページにアクセスして、ページを構成しているHTML上のtab文字をインデックスとしてその記述内容を拾ってくる、これを自動化するだけ。
RPAやVBAでWEBページの特定の箇所を操作したい時、スクレイピングとは呼ばずとも似たようなソースコードを書いたことのある非エンジニアの人もいるかもしれない。
スクレイピングの最大のデメリットは、非公式に行なっていることなので、ある日急にWEBページの仕様が変わったら急に使えなくなることだ。
※RSSとAPIのサービス終了はある程度の猶予をもって教えてもらえる
以上で説明を終えるが、私は今、スクレイピングを使ってサービス開発がしたいなと考えている。
決まった時間に任意の条件にヒットした情報をゲットし、加工してメールしてくれるサービス。
IaaSでサーバを建てたいけどFaaSも使ってみたい。
そんなお話。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
応用情報技術者試験_その8
毎日投稿チャレンジ9日目。
本日は応用情報技術者試験で頻出の用語の話。
「ダークネット」
ダークネット。響きが厨二心をくすぐる。
なんだかカッコいいような、アウトサイダーな響きもする。
ダークウェブという言葉は聞き馴染みがあるだろう。
検索エンジンには決して引っかかってこないようにされているWebページであり(<meta name="robots" content="noindex">が記述されているはず)、
そこには表には出せない情報が飛び交っていて、エログロやら企業流出情報やら学校の裏サイト(今時そんなのあるのだろうか)の宝庫のイメージ。
今回はダークネット。
未使用のIPアドレス空間のことを指す。
IPアドレスとはネットの住所のようなもので、yahoo.co.jpやgoogle.co.jpといったドメインも、人間にわかりやすいように英数字になっているが(DNSという仕組みのおかげ)、
もともとは182.22.24.252とか142.250.199.99とかいう数字の羅列である。
で、IPアドレスには未使用の空きがゴロゴロ存在し、普通の人ならそこにアクセスすることはない。
Google Chromeの検索バーでhttp://182.22.24.252のように当てずっぽうで0以上255以下の数字を4つ並べればアクセスできたり、アクセスできなかったり(この場合はちゃんとしたドメイン所有者のWebページに飛ぶ)が、そんな暇な人はいないからだ。
でもその未使用領域を観測すると、少なくない通信がウロウロしている。
もちろんどこにも辿り着けず生涯を終える通信だが、ダークネット上で何をしているのだろうか。
答えはマルウェアやウィルス。
総当たり戦でIPアドレスを叩き、次の感染先を探しているのだ。
自我はないが自律的。
誰も住んでいない深海の暗闇で、彼らが衝突したり、ニアミスしたり、はたまたひとりぼっちで飛んでいたりする。
帰りのエンジンを積んでいるのに(たどり着いたら操作元のC&Cサーバに自分のありかを伝えて命令を送信してもらう)ほとんどは墜落・消失で終わる。
送信元はロシア、アメリカ、中国。最近はインドも多い。
自分で月数百円でドメインを取得してレンタルサーバを立ててみるとわかるが、1秒で何回も管理者権限でのアクセスが試みられている。
ダークネットは我々の想像より広くて深くて暗い。
今日も悪意をもった通信が彷徨っている。
以上、厨二病でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
応用情報技術者試験_その7
毎日投稿チャレンジ8日目。
応用情報技術者試験の勉強方法について。
主に根性論。
私は学生時代、そこそこ勉強ができた。
効率は悪いがテストの点数は取れた。
今現在、特に仕事はできない。
さて応用情報技術者試験だが、出題範囲は広めだ。
テクノロジー系、ストラテジー系とあとはマネジメント系が出題される。
例えば簿記やマーケティング、経営やコンサルの知識もちょぴっとではあるが要求される。
IT分野でも、離散数学から、アプリ、インフラ、ハードウェア、ネットワーク、組み込みとちょっと幅広い。
当然参考書も重ためになる。
ただしITパスポートと基本情報技術者試験から勉強を着実に積み重ねた者には楽な試験である。
(これを言うと顰蹙を買うが)3択が4択になったり、記述式問題が出るようになったりするだけで、それぞれのレベル間の差異はあまりない。出題範囲も同じ。
(顰蹙を買います。IPAの後悔している出題のスコープのシラバスを参照すべきです)
で、勉強方法だが、いかに挫折しないかを突き詰めるべきである。
そして挫折の対義語は完璧主義だ。
最も典型的な失敗例は、参考書の24章を、ひとつひとつ完璧に仕上げていくような勉強法。
1日1章仕上げていけば、1ヶ月以内にインプットとしてはマスタークラスになっているだろう。
ただし人間、24章目に突入する頃には1-15章のことはとうに忘れている。
それに気づいた時、焦りしか生まれない。「これ以上どうやって積み上げればいいんだ…?」と。
なので、序盤のオススメの勉強法(というかみんなやってるのかも)は、早いスパンで参考書を3周する、だ。
1周目など斜め読みでいい。知識定着率は10%でいい。
2周目はちょっとじっくり読む。でも覚えなくていい。「あーこの単 用語聞いたことあるかも?」が少し増えればいい。知識定着率は20%でいい。
3周目も2周目と同じスピードで。定着率は25%もあれば十分。「用語を問われても、意味を答えられないしよく分からん」でも、「この章に書いてあった気がする」まで辿り着ければok。
この3周の間に、問題は解かなくていい。ひたすらインプットというか表面をなぞる。
ここまで社会人なら2週間くらいで終わらせれば御の字。
あとはひたすら過去問。分からなければ解説を読んで周辺知識を獲得していく。
2週間くらいは苦痛だと思う。全然解けないからだ。でも参考書と睨めっこするより遥かに右肩上がりの記憶曲線を描いている。それに気づかないのは自分のレベルが上がっていることの逆説的証明。
あとは同じ過去問を繰り返す。一度正解したものも何度も何度も繰り返す。
このフェーズになると参考書は辞書程度に使う。頭から舐め直すなんてことはもう不要。
こうやって参考書を眺め始めてから5週間で、午前問題は7.5割解ける身体になっているはず、、、。
あともう一つ継続の極意を。
どんなに疲れていても、忙しくても、この5週間で「勉強しない日を作らない」こと。
1ページでもいいから参考書を読むとか、1問でもいいから問題を解く。
完璧人間であればあるほど、無意な1日を過ごすと、そのあとに無為な時間を振り返るのが嫌になり、直視することで見える自分の怠惰さに嫌気がさし、2日目もやらなくなるから。
2-4週間後にヤル気が再び湧き上がるかもしれないが、時間がもったいないというか試験リミット的に時すでに遅しになっている可能性もある。
偉そうに言いましたが今日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。